今ではメンバーもかなりいい歳になってしまっていますが、まさに"悪ガキ"という言葉がピッタリの白人系ヒップホップの先駆け・ビースティボーイズ。'86年のデビューアルバム「Licensed To Ill」はヒップホップ色の強いサウンドでしたが元々はパンクバンドとして結成されたこともあり、その後は徐々にパンクとヒップホップを融合したようなサウンドに変化し、とても新鮮に感じました。紹介するムービーは'94年のアルバム「Ill Communication」に収録された曲、"Sabotage"のプロモーションムービーの雰囲気を再現したムービーです。
撮影は結構荒削りな感じですがビースティボーイズもSabotageのプロモーションムービーもかなりハチャメチャなイメージなので、それらしい雰囲気を出すのに一役買っているように感じられます。オリジナルのムービーに登場する覆面パトカー・クラウンビクトリアのかわりに、再現ムービーでは
エンペラーが使われています。雰囲気がかなり近く、らしさを出すのにピッタリです(何故か途中1部スタニアーに変わっています)。ぜひオリジナルのムービーと見比べてみて下さい。