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9.20.2014

Genuine Color:北欧のスーパーカー

ゼントーノの登場によりやや影が薄くなった感のあるエンティティXF。そのスタイリングはスウェーデンのスーパーカーブランド、ケーニッグセグがリリースするCCXに影響を受けていることがわかります。残念ながらラプタードアと呼ばれる風変りなドアの開き方は反映されておらず、エンティティXFは通常の横開きを採用しています。


エンティティXFは街中では、カーフリークスが乗っている以外ほとんど見かけることがありません。しかし全く走行していないわけではなく、マナーの悪い走り屋(彼らには黒いセンチネルXSが人気のようです)の中には写真のような赤いエンティティXFで走っているドライバーもいるようです。CCX純正的なイメージにしたいならオレンジ系などの方がそれらしいかもしれません。

全体的なシルエット・フロントマスクはエンティティをCCX的に見せている部分です。フロントマスクで言えばヘッドライトの形状はやや異なっていますが、大きくラウンドしたフロントウインドウとそこにつながるドアウインドウの形状はそっくりです。リア周りもCCXのデザインを踏襲してはいますが、エンジンフードはポルシェ・カレラGT風、テールランプはランボルギーニ・ガヤルドの後期型やアヴェンタドール風のデザインを取り入れていたりもします。

以前は現在のゼントーノ以上にロスサントスのアウトローに好まれていたモデルですが、その人気も今では少し落ち着いています。以前のアウトロー的なイメージがゼントーノに移行した為、CCXファンにとっては状況が少し良くなっていると言えるかもしれません。


Tumblr: Entity XF