アメリカのスポーツモデルの筆頭は今も昔もコルベットだと思いますが、日本で同じようなポジションにあるモデルと言えばやはり日産・スカイライン/GT-Rでしょう。日本でチューニングカーのベース車両として恐らく最も人気があり、現行のGT-RはホンダのNSX以来久しぶりに日本車でスーパーカーと言えるような雰囲気のあるモデルです。そんなGT-Rに憧れてエレジーRH8を選ぶカーフリークはかなり多いのではないでしょうか。
このゴールドのエレジーを製作したのはcustomer'sのコーナーではお馴染みのU-SKさん。彼がゴールドをチョイスした理由は「スポーティなイメージが薄いから」ということ。確かにゴールドはあまりチューニングカーシーンでは選ばれるカラーではありません。しかし、ゴールドのチューニングカーというと日本のとあるチューナーを思い出します。
そのチューナーとはTop Secret。5L V12エンジンに換装し900psオーバーのJZA80型トヨタ・スープラ最高速仕様など、かなり過激なデモカーを多く製作しているゴールドボディがトレードマークのチューナーです。U-SKさんは意識していなかったようですが、このエレジーを見てまず頭に浮かんできたのはTop SecretのSuper GT-Rでした。
このクロームxホットピンクでマジョーラカラーの様なイメージを出しているエレジーは彼の走り屋仲間のクルマだそうです。オーナーはロスサントス市内高速道路での周回レースを週末の夜に開催しているそうで、そう言われればカナード付のフロントバンパーやダクト付のボンネット等それらしい雰囲気で仕上げられている感じがします。
恐らく日本の首都高速を周回する通称・ルーレット族的な、もしくはそれを題材にした人気漫画「湾岸ミッドナイト」等に登場するようなストリートファイター的なイメージで仕上げているのだと思います。ロスサントス市警はスピード違反に寛容なのでストリートレースで捕まる心配はあまりありませんが、レースの勝敗的にも、クルマを大事にするという意味でも事故には気を付けましょう。
Tumblr: U-SK's ElegyRH8