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6.10.2014

trivial matter:Gas Station-Glove Oil

恐らくサンアンドレアス州で最も歴史あるガスステーション事業運営企業、Glove Oil。ロスサントス市内、ブレイン郡共に出店がありますが、主にサンアンドレアス州を東西に貫くルート68周辺での展開が多かったグループです。「多かった」と過去形で書いたのには理由があります。写真を撮っていて感じたのは「その勢い」が感じられないことです。


ロスサントス市内にもいくつかの店舗を持っています。どの店舗も給油機は新しいものですが施設自体は'80s以前を感じさせる建物ばかり。この点から近年新規出店をしている様子はなく、以前からある店舗を維持する以上の拡大路線をとっているわけではなさそうです。

そしてGlobe Oilがロスサントス市内よりも目立つブレイン郡で見かけるのは、旧式の給油機ばかりという点も勢いのなさを感じさせます。新型の給油機がある店舗がブレイン郡にも、プロコピオビーチとゴルド山の間にあるにはあるのですが、パレトベイのRonのような近代的店舗ではなく、市内の店舗同様やや古臭い印象です。ブレイン郡の店舗はどこも同じような傾向ですがこれはGlove OilがRonのように直営店で販売スタイルではなく、契約した独立店にガソリンを卸して運営するタイプの企業だからなのかもしれません。

上の文章でも話に出したパレトベイのRonの店舗は元々Glove Oil系列だった店舗にRonが進出してきた雰囲気です。ハイウェイに近い位置にトレーラーにも対応するRonの大きな給油施設がありますがその奥にはGlove Oilのノスタルジックな給油機が現在も残されています。恐らくクラッキンベルの工場がパレトベイに進出した際にトレーラー向けの給油需要が生まれ、現在のような店舗スタイルになったのではないでしょうか。

ルート68周辺ではXero Gas系の店とGlove Oil系の店がシェアを競い合ったような雰囲気があります。恐らくこの2つの系列がサンアンドレアス州で最も歴史が長いガスステーションなのではないでしょうか。店舗数はGlove Oil系列の方が若干多いように感じますが、ここでもXero Gasに押されているのでは?という印象を微かに感じます。上の写真はセノーラ砂漠飛行場脇の給油所です。歴史あるGlove Oil系列の店舗のようです。しかしその中にXero Gasのサインが1枚だけあります。このXero Gasのロゴ自体も最新のものではありませんが、他のGlove Oilのサイン等に比べてXero Gasのサインだけが汚れがなく新しく感じられるのです。もしかするとXero Gasがこの給油所に鞍替えを勧めているのかもしれませんね。


Tumblr: Glove Oil(Early,Late)