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6.13.2014

Genuine Color:もう一つのフェニックス

 インポンテ・フェニックスはポンティアック・ファイヤーバードのイメージが強いモデルです。当店でカスタムしたものや、Takumiさんのカスタムのようにそのイメージでカスタムされることもありますが、アフターパーツの特徴的なハイレベルスポイラーのイメージから、ボディデザインはそれ程近いものではないのですが、Carsさんのようにダッジ・チャージャー デイトナやプリマス・スーパーバード的にカスタムされることもあるモデルです。


今回撮影したフェニックスはどちらもファイヤーバード的ではなくデイトナやスーパーバードのイメージでカスタムするのに適した純正カラーです。この同色系シャドウストライプのワインレッドはFast and Furious6(邦題ワイルドスピード6)に登場したデイトナのイメージでカスタムするのにちょうどよいカラーです。前述のCarsさんのカスタムがまさしくそれにあたります。

こちらのサックスブルー系カラーは、'60年代にリチャード・ペティがNascarシリーズでドライブしたスーパーバードっぽく、フェニックスをカスタムするのに適したカラーではないでしょうか。ピクサーのアニメ映画「Cars」にもキングという彼の愛称そのままのキャラクター名、カーナンバーも同じNo.43で登場、声優も彼自身が務めています。


デイトナやスーパーバードはダッジ・チャージャー、プリマス・ロードランナーに特徴的なシャークノーズ(他の呼称もあるようです)と呼ばれる延長ノーズやゴールポストウイング(その形状からの呼び名でしょうか)を装着した、NASCARエントリーに必要なホモロゲーション取得用モデルです。そのイメージをフェニックスで出す為にはハイレベルスポイラーと鉄仮面グリルは必須アイテムと言えます。

デイトナのベースとなる第1世代チャージャーとスーパーバードのベース車両・第1世代ロードランナーは兄弟車です。共にフェニックス的な印象はほとんど感じられず、ボディ形状はバッカニアが最も近いイメージです。しかしそのフロントマスクのデザインの違いからチャージャーはバッカニア、ロードランナーはどちらかと言えばセイバーターボをカスタムした方がイメージを近づけやすいかもしれません。

シャークノーズの流線型イメージを出せる鉄仮面グリルと大きなハイレベルスポイラーが用意されているフェニックスでホモロゲーション取得モデル、バッカニア・セイバーターボで各ノーマルモデル的にカスタムして並べてみるのも面白いかもしれません。


Tumblr: Phoenix(for Custom Daytona or SuperBird Style)