実際に当日集まってみるとやっぱりイメージが全然違うフトが3台揃いました。カラーやパーツで個々の趣味の違いが分かります。唯一被った点はボンネットがカーボンというところぐらいでしょうか。同じ車種でカスタムやカラーが被りやすいモデルもありますが、今回はベースにフトを選んで大正解といった感じでした。
まずはハードルマークさんのフト。一目瞭然人気ドリフトバトルマンガ"頭文字D"藤原とうふ店仕様です。おそらくフト用パーツを展開しているメーカーにもファンがいるのでしょう。かなりらしく仕上げることが可能です。フトの純正ホイールもデザイン自体はこのチューニングシリーズ・フジワラと同じデザインですから、カリン社、ホイールメーカーにもファンがいるはずです。少し見えにくいですが、ハードルマークさんはナンバープレートにもこだわり「86の反対で68という数字が頭にきているナンバーを探したんだ」と話していました。
このキレイなブルーのボディが印象的で、唯一オーバーフェンダーを装着したのはハーミットの車両です。ボディカラーからはサイオン・FR-Sの日本版、スバルのBRZを連想しました。どうやらあながち間違ってはいなかったようで、彼が日本に留学していた時に知り合ったドリフトフリークの車をイメージして仕上げたようです。5本スポークの大径ホイール・ラフウェルドがフェンダー内ギチギチにおさまっている感じが現代的なイメージです。
3台目はポールがHellaflushエントリー車両を意識してカスタムしたフトです。日本の走り屋仕様をカスタムイメージのベースに、最近人気が再燃している細かいメッシュのホイール・アウトサイダーを蛍光イエローにペイントし、ハイテクスニーカーのようなイメージで仕上げたと言っていました。ボディカラーはマットグレーなのですが写真ではややグリーンがかったように見えてしまっています。ですがこんなカンジのマットオリーブグリーンなどでも似合うカスタムスタイルです。
昼過ぎに集まったのですが気づけば日が暮れかけているような時間になっていました。車を並べたまま他愛もない車談義に花が咲き、時間が過ぎるのを忘れるほど楽しい時間だったようです。また何か車種を決めてこんな企画をやってみようということで、この日は解散になりました。次ぎはどんなモデルにしようか考えるのも楽しみの1つです。早く新しいカスタムに取り掛かりたいとポールはとても満足気に話していました。