プレミアをシビックセダンに見立ててJDM仕様を作って欲しいという注文が入りました。JDMとは日本純正仕様や日本人的なカスタムセンスで仕上げられた車に憧れた、USキッズのカスタムスタイルのことで、厳密なJDMは日本仕様の右ハンドルがベストなのでしょう。しかし今回はJDMの雰囲気が出ていればOKということでした。最近はUSDMとJDMのクロスオーバーが進み、どちらがどちらなのかなかなか区別しづらい状況でもあります。この車は当店なりのJDM解釈で仕上げてみました。
JDM的な撮影場所の選択も困りました。頭文字D的なジャパニーズ・走り屋仕様のカスタム車の撮影ならロスサントス郊外にスポットが数多く存在しますが、今回のようなライトなJDMカスタムはどうだろうと悩みました。結果としてメイズバンクアリーナ下のグラフィティ通りを選びました。そのワケは日本人の友人に聞いた、「日本にも横浜・桜木町という所にグラフィティの聖地みたいのがあるよ」という話を思い出したからです。桜木町のグラフィティは市の方針で消滅してしまったようです。1度行ってみたかったので残念です。
この車のカスタム内容は純正的なフロストホワイト塗装に、控えめなフロントリップとスカートを装着。ホイールは引っ張りぎみのアウトサイダー。カラーはボディカラーが落ち着いているのでゴールドを選んでみました。エアロレスのほうが雰囲気がもっとでたかな？と今更思いますが、走り屋に憧れる免許取立て18歳のジャパンキッズが家の車をイジる、というような意味ではJDMしてると思います（笑）。
このようなやり過ぎない引き算のカスタムも、Los Santos Customs Air Porｔ店にお任せください！
