これは恐らくデュボーシーが手本にしている英国のスポーツカーブランド、アストンマーチンの傾向をそのまま示しているのでしょう。アストンマーチンの2000年以降のモデルもどれも似たようなデザインで一瞬で見分けるのは難しい印象です。この傾向はデュボーシーよりさらに強い程です。アストンマーチンのモデルは落ち着いたイメージのカラーが多く、その中でも一番スポーティに感じられるブラックなのはではないでしょうか。ラピッドGTもそのイメージで純正ブラックを撮影してみました。
アストンマーチンのモデルの中でラピッドGTに最も雰囲気が近いのはヴァンテージではないでしょうか。リア周りやサイドからのシルエット、特にテールランプのデザインやリアクォーターウインド付近の形状などがそのイメージを感じさせます。フロントもどことなくヴァンテージのイメージを感じさせますが、アストンマーチン近年の最大の特徴であるグリル形状が異なる印象です。グリル内の牙がなければもっと似た印象だったのかもしれません。またヴァンテージの方がワイドで平べったいイメージです。ラピッドGTは少し幅を詰めたようなボディデザインになっています。
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