ブルートはバスやバンなどを中心に商業用車両を生産するメーカー。現金輸送車や警察用装甲車などもブルート製の車両です。ムリエタハイツなどを走っているとガス会社の白い作業用トラックとすれ違うことがあります。そのボディバリエーションにはいくつかの種類があるのですが、昨日見かけた車両は少し様子が違いました。
通常車体後部は荷台になっていたり高所作業用のゴンドラを搭載していたりするのですが、この車両はメンテナンス中の移動をしていたのか後部がなにもない状態でした。先日紹介したラットローダーの荷台レスモデルと似たような雰囲気です。しかしこのトラックはこのまま走行しているのが不思議な点でした。
この写真でわかるように後部のフレームが全く見えないのです。フロントのキャビンとリアの車軸をつないでいるのは細いシャフト1本のみ。普通に考えてこの状態では車体が真ん中から折れてしまいそうなものですが、なんとこの状態で走行していました。ロスサントスでは稀に奇妙なことが起こるものです。以前に牽引車両のない状態で走行する貨物列車に遭遇したこともあります。