ドイツ系スポーツモデルの中で最も歴史の長いモデル、コメット。ロスサントスで流通するスポーツモデルではコケットも歴史の長いモデルですが、この2つの名前が似ているのは偶然でしょうか? このコメットのオーナーはポルシェの各モデルを基に独自のクルマ製作を展開するドイツのチューニングメーカー的なブランド・RUFのモデルを意識したようです。
RUFのモデルのなかでもそのブランドイメージを大きく伸ばしたモデル・CTR、通称「イエローバード」をイメージし、レジェンダリーモータースポーツにイエローを注文したとのこと。しかし納車されたクルマのボディはややオレンジがかったイエローで、イメージと少し異なるものでした。少しわかりにくいかもしれませんが、上の写真は納車時のカラーです。
そこで当店にリペイントの注文が入りました。新しいカラーはレースイエロー。こちらの方が所謂黄色の印象でしょう。加えてゲンバラのポルシェ911 997型用リアウイングのようで、少し大げさなデザインの純正リアスポイラーからハイレベルスポイラーへパーツ変更しています。CTRレプリカならできればスポイラーレスの方がイメージが近いのかもしれませんが、構造上取外しが出来ないのでCTRというよりも現在販売されているRT35に近い雰囲気になっているかもしれません。ロールケージも黒にしたかったのですがこちらもカラー変更が出来ないパーツです。
今回並べて撮影したイッシーは彼の奥さんのクルマ。もちろんこのイッシーも彼によって手が入れられています。「イッシーは気軽にカスタムできるようでいて、幌とフェンダーアーチが黒からカラー変更できないので意外と難しい」とのこと。確かに小径ホイールでクラシックスタイルにしたい時などはフェンダーの黒が邪魔になり、装着前に想像していたイメージとどこか違う印象になりがちです。そんな時はフランクリンに声をかけてください。(オフラインで)納得いくまでカスタムメニューを試すことが出来ます。(セーブしなければ)もちろんカスタム費用は掛かりません。
納車直前に試走した様子をムービーにしてみました。