ブラヴァドの最新マッスルカー、
ガントレット。そのシルエットは第5世代のシボレー・カマロを思わせる雰囲気です。第5世代のカマロは'67に登場した第1世代を意識したのがよくわかるリバイバルデザインで、発売前から映画「トランスフォーマー」に登場していたこともあり写真のガントレットのようなイエローのイメージが非常に強いモデルです。
ガントレットのテールランプはカマロのそれを踏襲したデザインで、リアから見た印象はかなり近いものになっています。リアバンパーのセンターをえぐるように取り付けられたリアディフューザー、そして両サイド2本出しマフラーなどもカマロを思わせる要因の一つです。
ガントレットのフロントセクションもどことなく第5世代カマロに近いものなのですが、それよりも第3世代ダッジ・チャレンジャーのような印象の方をより強く感じると思います。カマロは2灯ヘッドライトであるのに対してチャレンジャーは4灯なのがその大きな理由でしょう。第3世代のチャレンジャーも第1世代チャレンジャーのリバイバルモデルです。
最初の写真のようなイエローのガントレットからもチャレンジャー的なイメージを感じることが出来ますが、オレンジの方がさらにチャレンジャーを彷彿とさせます。ヘッドライト以外でもフロントバンパー両サイドのライト、ボンネットのプレスラインなどがチャレンジャーのデザインを感じさせるポイントです。カーボンボンネットが用意されていればもっとそれらしく出来そうなのですが、ガントレットには用意されていないのが残念です。
