ハーレーダビットソンのエンジンを使用したスポーツモデルを製作することから始まった、アメリカのバイクメーカー・ビューエル。後にハーレーバビットソンに吸収され同社の1ブランドとなりましたが、残念ながら新車生産は終了してしまいました。ディンカ・アクマのベースになっているモデルの一つにビューエル・S1があります。オレンジフレームにブラックタンクのカラーリングが個人的にとても印象に残っています。
オレンジをイメージカラーにしているバイクブランドと言えば、オーストリアのKTMのイメージが強いかもしれませんが、KTMはオフロード車がメインという印象です。このアクマの純正カラーのような配色のモデルも存在していますが、アクマはやはりビューエル的なシルエットのイメージでしょう。写真のようにフェンダー、ヘッドライトカウルはカーボン製でタンクシートカウルのみカラーリング変更が可能です。ラフィアンの2灯モデルと似た印象ですが、アクマのほうが筋肉質な雰囲気のあるバイクです。