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3.30.2014

customized:バンシー

ダッジ・バイパーのOEMモデル、ブラヴァド・バンシー。ロングノーズ・ショートデッキというスポーツカーの伝統的デザインとマッスルカー的な抑揚の強いボディが魅力のモデルです。以前に当店でカスタムしたバンシーをイメージチェンジしたいというオーナーの要望で、写真のようにカスタムを施してロスサントス空港の滑走路でシェイクダウンしてきました。


このバンシー、元は写真のような第1世代のバイパーをモチーフに仕上げられていました。ボディカラーはバイパーのイメージベースとなったACコブラを彷彿とさせるネイビー×ホワイトストライプ。ホイールもいかにもU.S.的なクラッカを履いていました。ボディパーツは装着せずノーマルらしさアピールをコンセプトにカスタムしていました。

第1世代バイパーのデビューは1991年で、今となってはネオクラシックに含まれそうなモデルになっています。今回の注文内容はそんなイメージだったバンシーを現代風にアレンジして欲しいというものでした。そこでカスタムのモチーフにしたのが、バイパーGTS-Rコンセプト。第2世代モデルのコンセプトデザインとして用意され、大きなリアスポイラーが特徴でした。

ボディカラーはフォーミュラーレッドにブルーイッシュシルバーパールを混ぜ、ストライプはブラッシュスチールでモチーフのイメージを再現しました。ハイレベルスポイラーも欠かせないパーツでしたので新たに追加しています。ホイールは一番雰囲気の近いシンセティックZに交換装着しています。元のカラーと反対色になったこともありイメージは大きく変化しています。かなり現代的なモデルに見えるような印象になっており、楽しみながら製作できた1台でした。


Tumblr:第1世代バンシー
Tumblr:バンシーGTS-Rコンセプト