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3.19.2014

customer’s:オラクル

トヨタの提携メーカー・カリンのロスサントス支社で働いていたSuzukiさん。いつかは日本に帰るだろうとロスサントスでは特に派手な生活もせず仕事に邁進していたらしいのですが、今は日本でいうところの"チョイ悪オヤジ"風なオラクルが彼の愛車です。なぜカリン社に勤めていた彼がウーバーマフトのオラクルに? それは彼の人生に転機が訪れたからなのです。


日本に帰るつもりでいたSuzukiさんはカリンで働いていたのでクルマはアステロープ、1人で住むのには贅沢で大きな家も必要が感じられず、ジメッとした安アパートを借りていました。当時の彼にとってロスサントスでの生活は仕事がメインだったらしく大きな不満もなく、日本に帰るまでにカリン社のそう悪くはない給料で貯蓄し、帰国後、終の棲家を手に入れようと思っていたそうです。

そんな彼に転機が訪れたのは半年前のこと。友人の紹介で知り合った日本人女性と交際が始まり彼女がロスサントスで生活することを望んでいたことから、今後もロスサントスで仕事をしていくことを決意します。とんとん拍子で結婚が決まり仕事も以前からオファーを貰っていたLom Bankへと転職します。転職で彼の収入は倍になったそうですが、その分少々忙しい毎日を送っているようです。

今までカリン勤めだったので所有できる車はカリン社製に限定されていましたが、転職を機にアステロープからウーバーマフト・オラクルに買換えました。ボディカラーはBMW7シリーズに用意されている純正色・ハバナをイメージしてチョコレートブラウンにシルバーパールをチョイス。足元を引き締める為クローム系ではなくエンパワードを履かせています。日常での利便性を考慮してサスペンションはストリートサスに留めてあります。

休日に奥さんと一緒に出掛けるのが今1番幸せな時間だそうです。さぞかし裕福な生活を送っているのかと思いきや、引っ越し・新車購入などで散財したので買い物はディスカウントストアですることが多いそうです。収入が増えても貯蓄を忘れないあたりが日本人的な考え方なのかもしれません。引っ越した家は奥さんの希望だった「桜の見える」ロケーション。日本人にとって桜は特別な花なのかもしれませんね。オラクルの隣は奥さんのクルマ。経済性を重視して以前の職場のツテで購入したハイブリットカー・ディレタンテです。