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2.01.2014

customized:マニャーナ

コテコテのローライダーを作りやすいクルマは?と聞かれたら内装にまで手が入れられるペヨーテを真っ先に上げますが、ワイルドで男らしいローライダーならマニャーナで決まりでしょう。今までエンペラーに乗っていたお客さんのグレードアップというか、角ばったボディが同じ様な雰囲気の2ドアモデル・マニャーナで新しくローライダーを作りたいという依頼でこのクルマを製作しました。


ボディカラーはシエナブラウンにデューイエローのパールセントで深みを出してみました。ハードトップはファントムトップに見えるようにマットデザートタンに設定してあります。ホイールはスピンナー付ワイヤースポークのビッグワーム。カラーは定番のゴールドでホワイトリボンタイヤでコントラストを高めています。尻下がりのスタンスは毎回調整してもらう必要がありますが、ローライダーのお約束でもあるのでお客様に調整方法を教えておきました。調整方法はこちらで確認してください。

こうして並べてみるとエンペラーのクーペモデルとも言うべきマニャーナです。エンペラーはアフターパーツが用意されていませんが、塗装とホイール次第でローライダーに変身できます。後ろのエンペラーのような原色派手ハデカラーもアリですが、今回のマニャーナのような深みのあるボディペイントもより高級感が出せるのでローライダーにはピッタリです。深めのパープルなども似合うのではないでしょうか。

遠くに高層ビルが建ち並ぶのが見えるダウンタウンで、月が雲に隠れ怪しい夜のギャングのような雰囲気のカットが撮影できました。マニャーナのテール周りのデザインは70年代の車のイメージがバッチリ出ているのでお気に入りの1枚です。細めの横長テールランプと控えめのテールフィン、そこに施される装飾がホワイトリボンタイヤとマッチする理由なのかもしれません。今回フェンダースカートはホイールを強調する為あえて採用しませんでした。

保管はもちろん屋根付ガレージで。悪戯される心配も低く水垢からもクルマを守ってくれるのでカスタムカーの保管には必須の条件でしょう。ベテランカーフリークなら当然のことかもしれませんが、ロスサントスに移住したばかりのビギナー達にはなるべく早めにガレージを確保することをおススメします。お金を貯めていきなり高級ガレージを借り節約したいと思うかもしれませんが、小さいガレージからだんだん大きくしていく過程もロスサントスでのカーライフの楽しみ方の1つです。

最後にオーナーから借りたエンペラーお気に入りの1枚を載せておきます。 パーツが少なくても車を楽しむのには何の問題もないということを感じさせる1枚です。