Genuine Color：高級車としてよりも

'98にデビューしたリンカーン・タウンカーに似たスタイリングのアルバニー・ワシントン。タウンカーと言えば、'81にデビューした最初のモデルが非常にエンペラーに似ているので、エンペラーとは親子のような関係とも言えます。またリムジンモデル・ストレッチや霊柩車などフォーマルな雰囲気が必要な特装車両のベースにも使用されています。しかし高級セダンとしての人気はヨーロッパ系に押され気味と言えるでしょう。

高級車としてのワシントンをアピールしたいなら、下の写真の後方に写っているような白など色ナシ系(白黒銀)がよいのでしょうが、今回はワシントンの純正色の中ではかなりそれらしくないブルーを選びました。白系のパールセントがかけられているようで透明感のあるブルーに仕上げられています。上の前後写真のパープルっぽい色は夕陽の映り込みです。

高級車としてのワシントンには似合わないブルーですが、以前に当店で製作したこのカスタムのようにローライダー仕様にするにはちょうどよいカラーなのではないでしょうか。ホイールをワイヤースポークのものに交換するだけでもそれっぽくなると思います。U-SKさんもワシントンをローライダースタイルにカスタムしていましたが、彼のような暗いカラーなら東海岸ぽく、ビビッドなカラーならさらにロスサントス的な西海岸風になると思います。

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