このグレンジャーのカスタム手法は現在でも見られる方向性ですが、'90sに確立されたU.S.テイストカスタム的な方法です。ホイールを豪華なものに履き替え(当時はビレットホイールが人気でした)、車高をとにかく下げる。このころから停車時のスタンスと走行時の利便性を考えエアサスを装着するクルマが出てきたように記憶しています。
オーナー的にはホイールにフェンダーがカブるくらいまで車高を下げたいようですが、グレンジャーのローダウンはこれが限界のようです。これでもコンペサス+加工という仕上げだということでした。ホイールはなるべくフェンダーとの間が薄く見えるように大きく見えるものをということと、適度にラグジーな雰囲気でもあるという点を重視してハイエンドのソーラーをチョイス。ソーラーは正面がクローム、内側がカラードと現代的な雰囲気も楽しめるホイールです。
フォード・エクスカージョン的にも見えるグレンジャーですが、このカスタムの手法はシボレー・サバーバン的なイメージですね。
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