現行型のブリートもサンアンドレアス州ではそう多くないモデルですが、旧型のブリートは既にスクラップ以外で見かけることはありません。ボディは当然のように錆びてしまっていますが、ルーフ側は塗装面が残っています。スクラップの旧型ブリートのカラーはかつての人気カラーだったのか大概ブルーです。
旧型ブリートのフェイスは'75にフルモデルチェンジして登場したフルサイズバン、フォード・エコノラインに似ています。といっても同時期のGM系のフルサイズバンにも似たようなフェイスのモデルがあります。しかしGM系の当時モデルは2灯フェイス(縦2灯x左右の4灯もある)だと丸形ヘッドライトの方が多い印象です。写真を撮るのを忘れてしまったのですが、テールランプはエコノラインよりもヨーロッパフォードのバン、トランジット '78モデルに近いデザインです。
今回撮影はパレトベイのスクラップヤードで行いましたが、旧型ブリートのスクラップは比較的玉数が多くサンアンドレアス州の各地で目に付くように思います。現行モデルのオプションパーツで旧型へのフェイススワップキットがあればカスタムを楽しめそうだなと考えたりしてしまいます。
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