Carsさんのフェニックスは、知っている人が見ればカスタムテーマがなんだかすぐわかってしまう1台でしょう。映画「Fast and Furious」シリーズ最新作・6(邦題:ワイルドスピード ユーロミッション)でヴィン・ディーゼル演じるドミニクがドライブした、ダッジ・チャージャー デイトナがモチーフになっています。やはりFast and Furiousシリーズはロスサントスのカーフリークに最も人気の映画の1つのようです。
ボディカラーはカベルネレッドをベースにワインレッドのパールセントで深みを演出しています。カスタムチンスポイラー、鉄仮面グリル、ハイレベルスポイラーでそれらしい雰囲気を出し、ホイールは
スポーツシリーズ・ロズスピードMk.Vをチョイスしています。個人的には深リムの5本スポーク・ラフウェルドや湾岸マスターのほうがイメージが近い気がするのですが、そこはCarsさんのオリジナリティでしょう。
CarsさんはFast and Furiousシリーズのキャラクターの中でドミニクが一番お気に入りらしく、1に登場したダッジ・チャレンジャー仕様のヴィゲーロも所有しているとのこと。このヴィゲーロのカスタムにもホイールカラーやスポイラー装着等Carsさんのアレンジが加えられています。
ヴィゲーロはマッスルカーの中では小柄なボディのモデルで、フロントマスクやテール回りはチャレンジャーに似ているのに車格が不足しているのが少し残念なポイントです。ガントレットくらいボディサイズがあったらもっと雰囲気が近くなると思うのですが、ガントレットに装着できるインテークが発売されていません。チャレンジャーのイメージを再現するベースモデル選択は、ボディサイズ重視のバッカニアとディティール重視のヴィゲーロで好みが分かれるところです。