1997年にデビューしたトヨタ・プリウスはハイブリッドカーの先駆的な存在でした。ヨーロッパではクリーンディーゼルの方が重要視されていましたが今では多くのメーカーが開発を手掛けています。世界的にプリウスがハイブリッドカーの象徴的なモデルですが、ロスサントスではプリウスよりも普及しているのはカリン・ディレタンテ。トヨタと関係の深いカリン社のことですから走行ユニットはOEMでしょうが、ボディはプリウスに近いながらもオリジナリティを感じるデザインです。
最近のプリウスのカラーイメージと言えばシルバーの印象が強いのですが、第1世代プリウスでは薄いガソリングリーンのようなブルー系、第2世代ではブルーイッシュシルバー的なカラーとエコをアピールするのには淡いブルーが使用されていたように思います。このディレタンテの純正カラーもそんなイメージからエコをアピールしたいオーナーにはちょうど良いでしょう。しかしバインウッドヒルズなどの富裕層達は乗りもしないハイブリッドカーをガレージで誇りまみれにしているような気もします。この写真のように実際愛用するのはシャフターのような大排気量車だったりするものです。