白黒銀系の色無し純正カラーはどの車にも似合う反面、面白味に欠けるという側面もあるので積極的に取り上げたくはないのですが、今日紹介する
エンペラーはあえて黒系を取り上げてみました。'70から'80的なイメージのデザインが特徴的なエンペラーはダウンタウンなどの趣ある旧市街地の街並みがとても似合います。こういうシチュエーションではフォーマルな雰囲気にも見えてきます。
テールフィンが施されたデザイン最後期のモデルの1つでもあるエンペラー。クロームパーツが多用されたボディは暗い色だとコントラストがはっきりする為とても似合います。これはエンペラーに限った話ではありません。トルネード・マナーニャ・ペヨーテなども同じような傾向にあり、公用車のようなフォーマルなイメージや、マフィア系のイカつい雰囲気を出すにはピッタリです。
角ばったボディもエンペラーの魅力の一つです。フロントマスクの角タイプ2連ヘッドライトと横長の格子状グリル、オーバーライダー付クロームバンパーも今のクルマににはないポイントです。エンペラーはルーフにサブカラー指定がある為、
マット系カラーを指定してファントムトップのようにすることもできます。
やはり1番の魅力はテール回りのデザインです。テールランプはテールフィン後端にありますが、ブレーキランプはバンパー内に仕込まれています。このようなエンペラーのデザインが進化して
プリモや
ワシントンへ繋がってく様子が、各モデルを比較するとわかります。アルバニー社の最新モデル・
アルファも含めて比較してみてください。
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Black Emperor
