最もワイルドなSUVモデル、
カニス・メサ。そもそもSUVに分類されている事に違和感を感じます。SUVはSport Utility Vehicle, スポーツ・ユーティリティ・ビークルの略なので全くの的外れではありませんが、SUVという言葉のイメージからはもう少しライトなイメージを、特に最近ではスタイリッシュな雰囲気さえ連想します。メサのデザインはジープ・ラングラー的でスタイリッシュというより無骨と言ったほうが似合います。分類はオフロードでよかったのでは？と感じるクルマです。
メサの特徴は何といってもこの開放的なデザインのボディ。ジープ・ラングラーのフリーダムトップのようなパネル式のルーフを外せば(実際は開閉できず、クローズかオープンで変更不可)、4人乗りのコンバーチブルモデルのようです。余談ですが4月28日開催予定のコンバーチブルモデルイベント、All Convertible Festaのコンセプトと異なる為、メサでのエントリーは不可とさせて頂きます。
純正カラーで「らしさ」が最も出ていると感じるのは赤系のボディ。他にも青系ボディなども同じようにラングラー純正色のイメージを強く感じることのできるカラーですが、目立ち度という意味では赤の方に軍配が上がるでしょう。このイメージを真似たのかスズキ・サムライ(日本名：ジムニー)にも共通するイメージカラーです。
クルセイダーや
メリーウェザー社用モデルのような軍用イメージや、ダーク系カラーもよいのですが、原色系でワイルドさをアピールするのが最もメサに似合うスタイルではないでしょうか。
